【ゲームウォーズ 上】
【ゲームウォーズ 上】
アーネスト・クライン 著
映画「Ready Player One」の原作
現実世界は物資や資源の枯渇、貧困など世界問題が悪化している
人々はネットワーク、OASISと共に生活をしていた
OASISの中では経済が成り立っていて現実世界にある物の購入もOASIS内の貨幣でできる
OASISユーザーは一人ひとりアバターを持っていて人間からモンスターやロボット等容姿を自分の好きな格好にすることができる
そんなユートピアのような世界であるOASISの創始者が自身の最期に全ユーザーに挑戦状を送る
その内容は、OASIS内に隠したイースターエッグを見つけた人には遺産の全てを授ける、と言うものだった…
本書の中で面白いと感じたのは
主人公であるウェイド・ワッツが幼い頃からネットにある動画や資料を見て成長してきた、と言うもの
つまり、親や先生からではなくネットから教育を受け成長した
近い将来には現実世界には学校は無くなって、
代わりにネットでどこからでも教育を受けられるようになるのでは、と思った
ネット世界 = ユートピア
現実世界 = ディストピア
な世界観は映画「マトリックス」を思い出しました
ちなみに、映画版も観たのですがイースターエッグの攻略法が原作と違いました
僕は両方とも楽しめたので、興味があれば観てみてください(^-^)
【読了時間】
20時間
【ページ数】
398