【彼女は一人で歩くのか?】
【彼女は一人で歩くのか?】
森 博嗣 著
AIが発展している現代でも起こりえそうな内容で、読んでいて楽しかったです!
<内容>
人間と人工細胞でできた生命体、ウォーカロン(作中では、「天然」と「養殖」と例えられてます)。
研究者であるハギリは脳波によって人間かウォーカロンかを見分ける研究をしている。
ある日、何者かによって襲撃を受けるハギリ。そこに現れたのはウグイと名乗る女性。
彼女が所属している機関の庇護を受けながら研究を続けられるようになったが、徐々にあることに気付いていく。
<感想>
読み終わって思い出したのは映画「Matrix」でした。
それと、「不気味の谷現象」や「水槽の脳」、「比喩の洞窟」も思い出しましたね :)
今自分の目を通して見ている世界は本物なのか? 何が人間という定義付けをしているのか?答えは人それぞれですが、こういった抽象的なことを考えるのも楽しいですね!😊
【読了時間】
6時間
【ページ数】
246